Tom’s room

看護師です。旅行のことや体験したことなど綴りたいと思います。

入院3日目

7:00 体温は36.0代に下がっていた。血圧問題なし。背中の硬膜外麻酔が入っているところを看護師に見せるが、寝返りを打つのがとても痛い。尿道カテーテルの違和感はあまり感じなくなっていた。傷が少し痛むので硬膜外麻酔のボタンを押す。

7:50 医師の回診あり、酸素マスクは外れる。傷は問題ないが、後でガーゼ交換に来るとのこと。左足の感覚が鈍くなっていると伝える。麻酔が効きすぎている可能性があり、4ml持続投与を2mlに下げる。

8:00 朝食。術後初めてベッドをギャッヂアップする。頭をあげて数分は問題なく、ご飯は一口食べたが、気持ち悪くなりベッドを倒す。看護師に伝えると、麻酔の影響とギャッヂアップで低血圧を起こしやすいためかもとのこと。しばらく頭を下げて横になっていたら落ち着いた。朝食の写真は撮り忘れた。

9:30 体温、血圧問題なし。点滴は今繋がっているものが終わったら終了するらしい。タオルで体を拭いてもらい、これまで手術着を着ていたが、持参のパジャマに着替えさせてもらう。ズボンを履くときにお腹を曲げたりするのが怖く、痛かったので、前開きのワンピースにした。タオルで体を拭かれている時に、右足はタオルの触感があるが、左足はタオルなのか手なのかわからなかった。尿道カテーテルは抜かれ、看護師と共に実際に歩いてみる。起き上がりと立ち上がりに腹部の痛みがあり、一歩歩くが気持ち悪くなりベッドに座る。横になり血圧測るが問題なし。しばらく横になり、硬膜外麻酔のボタンを押し寝てしまう。

12:30 昼食。ギャッヂアップは大丈夫で、全部食べることができたが、なんとなく気持ち悪くてすぐに横になる。肩が痛いが、手術時に使用したガスの放散痛ではないかと思い消えるのを待つ。昼よりロキソニンの内服開始。

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14:00 尿意を感じ目を覚ます。尿道カテーテルを抜いてから初めての尿意。なんとなくこれまでに感じていた尿意とは違う感じ。ナースコールし、午前中は歩くと気持ち悪くなったと説明。ベッドにまず腰掛けるために起き上がると、脈が速くなっているらしい。尿意はまだ我慢できそうだったので、3分ほど座ってみることにした。座っている間に点滴が終わったので点滴の針を抜く。座っても今度は気持ち悪くなかったので、看護師と共にトイレまで歩く。一歩歩くたびに傷はズキズキする。なんとかトイレまで歩けて、帰りは問題なさそうなら一人で帰ってもいいとのこと。排尿を終え、一人でゆっくり部屋まで戻る。ゆっくり腰掛け、すぐに寝てしまう。

15:00 親の面会。今日は高尾山に行っていたそう。今日一日あったことを話す。高尾山まんじゅうをお土産に買ってくる。看護師に聞いたら市販の飲料水は大丈夫だが、持ち込み食はだめとのこと。まんじゅうは持って帰ってもらう。親は帰ってもらう。麻酔を減らしたお陰で左足の感覚は戻りつつある。また、ロキソニンが効いたのか、硬膜外麻酔のボタンを押す頻度は長くなっている。中間食として小さいカスタードケーキと紅茶が運ばれてくる。おやつがあったとは驚き。

18:30 夕食。カレー美味しかった。入院当日に少量の排便があった以降、便が出ていないのが気になるが、今便意があってもいきめないので色々な意味で怖い。夕食後、ロキソニンを飲む。今日だけ、寝る前にもロキソニンを飲むと説明を受ける。

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21:00 尿意を感じたのでトイレに行く。昼よりも歩きやすくはなっているが、相変わらずズキズキし、前かがみにならないと歩けない。寝る前のロキソニンを飲む。今朝よりも寝返りを打ちやすくなっているが、完全な横向きはまだ傷が痛くなる。スマホタブレット見ているうちに就寝。