Tom’s room

看護師です。旅行のことや体験したことなど綴りたいと思います。

尿膜管遺残とは?

臍炎、尿膜管遺残の疑いと診断された翌日、処方された抗生剤を飲み、もともと内服しているロキソニンを飲みなんとか仕事へ。でも痛い。
私が勤務しているのは総合病院だが、一部の診療科は非常勤である。この日形成外科の受診ができたため、痛みがあって膿も出ていることを伝える。すると、手術適応なので、午後からくる消化器外科の医師に診てもらったほうがいいとのこと。
午後、消化器外科受診。CT撮り、尿膜管遺残確定する。
尿膜管とは、胎児期のときに尿を母体に流す通り道のこと。通常は出生と同時に閉鎖するが、100人に2人程度の割合で閉鎖せず、通り道が残ってしまい炎症を起こしてしまう。酷いケースは、膀胱とヘソが繋がっており、ヘソから尿が出ることがあるそう。
私の場合、膀胱とヘソの間は閉ざされているが、ヘソ側の尿膜管は遺残しており、そこが炎症を起こしてしまったのではないかとのこと。抗生剤で膿は治るが、繰り返すことが多く、癌化することもある。実際、私の叔母は尿膜管がんを患い摘出手術をしている。
もう歩くのも辛い痛みはこりごりだし、何度も炎症を起こすと、職場にも迷惑をかけてしまうため、手術を希望した。